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【コラム】開き戸か引き戸、どちらを選べばいい?
2025.03.13
こんにちは、尚建工務店です!
開き戸と引き戸は、どちらも同じ「扉」ですが、施工時に求められる間取りの条件や、価格、性能面でそれぞれ異なる特徴があります。
そして、お客様が重視するポイントや設置場所によって、最適な選択は変わります!
そこで今回は、開き戸と引き戸それぞれのメリット・デメリット、そして家づくりの際に知っておくと便利な「扉の選び方」のポイントをお話しします。
●「開き戸」と「引き戸」のメリットとデメリット
<開き戸>

開き戸は、一般的に「ドア」と聞いてイメージするような、ドアノブを回して開くタイプの建具です。設置に必要な壁面のスペースが少ないので、比較的どの場所にも取り入れやすいのが特長です。扉が前後に開くので、扉のそばにものを置けないというデメリットがあります。
その他のメリット…
・デザインが豊富
・引き戸よりコストが低い
その他のデメリット…
・海沿いや高台など、風が強い地域では注意
(特に玄関で使用する場合、強風時に危険が伴うことがあります。)
<引き戸>

引き戸は、天井や床にレールが付いており、横にスライドして開け閉めをするタイプです。開き戸のように開ける際に前後に開かないので、狭い部屋でもスペースを効率的に使えるのが特長です。ただし、扉2枚分の壁面スペースが必要なので、壁面収納などに活用できるスペースが減ります。
その他のメリット…
・ゆっくり閉まる機能が付いており、安全性が高い商品がある
・お子さんが開閉しやすい
・開口部が広いので開けると開放的になる
その他のデメリット…
・扉2枚分の壁が必要なので、壁面に収納をつくるなどの活用が難しくなる
・開き戸に比べ防音性が劣る
・開き戸と比べてコストが高い
●引き戸と開き戸、どちらを選べばいい?

建具を設置する場所によって「このタイプは設置できる・できない」があるので、まずは「設置できるタイプ」を選びます。
また、どちらも設置可能なら、お客様の「重視するポイント」によって、お好みのものを選ぶのがベストです。
例えば、コストを抑えたいなら、防音性も確保でき、壁面を有効活用できる開き戸がおすすめです。一方で、扉を開けた時の開放感や、お子さんや年配の方の使いやすさを重視するなら、引き戸という選択肢もアリです。
それぞれ一長一短があるので、迷ったときは重要視するポイントを基準にすると選びやすくなりますよ♪
●扉を設けないという選択肢も

最近では、家の気密性能や断熱性能が向上しているため、「できるだけ扉を設けない」という選択肢も増えてきています。弊社においても、高断熱・高気密の注文住宅をご提供しているので、扉を最小限にとどめ、コストを抑えつつ開放的な住まいを実現することが可能です。
尚建工務店では、建具など細かい部分についても、デザイン性と快適性を両立したベストな選択肢をアドバイスいたします^^
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