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床材の種類とその特徴について|山陰 鳥取県

2025.12.10

こんにちは、尚建工務店の長谷川です。
家づくりのことを一つひとつ勉強しながら発信しているのですが、今日は「床材」について学びました!

調べてみると、床材にはたくさんの種類があって、
デザイン・質感・耐久性・環境へのやさしさ・衛生面など、選ぶポイントが本当に多いことに驚きました。

初心者なりに、なるべくわかりやすくまとめてみます。

1.自然のあたたかさが魅力「無垢材」

1本の木から切り出した、自然そのままの素材。
木のぬくもりを直に感じられるのが最大の魅力です。

特徴

  • 足ざわりが柔らかく、温かい
  • 時間とともに色や風合いが深まる
  • 傷やへこみはつきやすいが、それも“味”になる
  • 乾燥や湿気で伸び縮みする特性あり

耐久面

  • 正しくメンテナンスすればかなり長持ち
  • ただし、湿気による反り・ひび割れが出やすいので環境管理が大事

環境面

  • 自然素材で、再生可能
  • 国産材を選ぶと、輸送による環境負荷が少ない
  • 長期間使用すれば「環境にやさしい床材」のひとつ

衛生面

  • 表面に化学塗膜が少ないため、においが気になりにくい
  • 調湿効果があり、カビを抑えやすい環境をつくる

2.扱いやすくて安定した品質「ベニヤ合板」

基材の上に薄い木の層を貼ったタイプ。最も普及しています。

特徴

  • 反りにくい・割れにくい・安定性が高い
  • デザインのバリエーションが豊富
  • 無垢材よりも施工しやすく、価格も幅広い

耐久面

  • 表面の保護層が強く、傷・汚れに強い
  • 床暖房との相性も良い
  • 無垢材に比べて伸縮が少ないため長期間安定

環境面

  • 材料に合板を使うため森林資源を効率的に使える
  • 最近は環境基準を満たした低ホルムアルデヒド品が主流

衛生面

  • 表面加工により汚れが落としやすい
  • 抗菌・抗ウイルス仕上げの商品もあり、子育て世帯にも人気

3.水回りに強い(耐水・防汚タイプ)

キッチン、洗面所、トイレなどは別の性能が求められます。

特徴

  • 防水性・耐水性が高い
  • 汚れが拭き取りやすく、シミになりにくい
  • 滑りにくい加工のものも多い

耐久面

  • 水を吸わないため変形しにくい
  • 傷にも比較的強く、長持ち

環境面

  • 製品によるが、樹脂系は耐久性に優れ長期使用ができる
  • 廃棄時の処理が必要なものもあるので“商品による差が大きい”ジャンル

衛生面

  • とにかくお手入れが楽で清潔を保ちやすい
  • カビに強く、水はねの多い場所に最適

選ぶときのポイント

床材は「種類」だけでなく、
色・木目・硬さ・触感・メンテナンス性も大事。

  • 明るい色 → 部屋が広く見える
  • 濃い色 → 高級感&落ち着いた雰囲気
  • 木目の強さ → ナチュラル・モダンの印象が変わる
  • 硬さ → 傷つきやすさ、足ざわりに影響
  • 生活スタイル → 子育て、ペット、料理頻度で選ぶべき床が変わる

実際に見て、触ってみると、イメージが大きく変わると感じました。

床材は「暮らしそのもの」を左右する

初心者の私でも感じたのは、
床材は「家の雰囲気+快適さ+長く暮らすための安心」に直結しているということ。

毎日触れるものだからこそ、
・耐久性
・環境へのやさしさ
・お手入れのしやすさ
・部屋との相性


こうしたポイントをバランスよく考えることが大切なんですね。

最後まで見ていただき、ありがとうございます!

では、次のブログでお会いしましょう😊

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