Blog スタッフブログ
住まいをより快適にするためのコツ|山陰 鳥取県
2025.12.13
夏は暑くてエアコンがフル稼働、冬は暖房を入れても足元が寒い…。
「もっと自然に快適に過ごせる家ってできないのかな?」と思い、いろいろ調べてみたところ、
どうやら 家のつくり方 に大きなヒントがあるらしいんです。
今回はその中のひとつ、パッシブデザイン という考え方について初心者目線でまとめてみます。
家づくりで多くの方が求めるのは、「夏は涼しく、冬は暖かい家」。
エアコンに頼りすぎず、自然の力を味方することで、もっと快適に、もっと省エネに暮らせることをご存じでしょうか?
その考え方の中心にあるのが パッシブデザイン です。
今回は、パッシブデザインの要素をやさしく解説しながら、「快適に住むためのコツ」をお伝えします。
太陽の光と熱を上手にコントロールする
家の快適さは、太陽との付き合い方で大きく変わります。
- 冬は日差しを取り込んで暖かく
- 夏は直射日光を遮って涼しく
これを実現するために大切なのが「窓の位置」と「庇(ひさし)」です。
冬は太陽が低く、夏は高い位置を通るため、
南側の窓に庇をつけるだけで、夏の日差しを防ぎながら冬の日光をしっかり取り入れられます。
「一日の光の入り方」を考えた窓計画は、快適さを大きく左右するポイントです。
風の通り道をデザインする
風通しの悪い家は、湿気やニオイがこもり、住みにくさの原因になります。
パッシブデザインでは、
“風がどう動くか”を設計の段階から考える のが基本。
- 南北に窓を配置して風を抜く
- 高い位置に窓をつくり、暖かい空気を逃がす
- 小窓を活用して、プライバシーを守りながら通風を確保
「なんとなく窓をつける」のではなく、
“風の通り道ができる窓の位置” が快適な暮らしには欠かせません。
断熱・気密で「外の影響を受けにくい家」にする
自然の力を取り入れても、外気の影響を受ける家では快適にはなりません。
そこで重要なのが
断熱性能 と 気密性能(C値) です。
- 外の暑さ・寒さを家の中に入れない
- 快適な室内の空気を逃がさない
パッシブデザインは「自然を利用する熱計画」ですが、
断熱・気密が弱いと効果が半減します。
「夏涼しく、冬暖かい」を目指すには、この性能の底上げが必須です。
機械に頼らず「心地よく暮らす」ために
パッシブデザインの最大の魅力は、
エアコン任せではなく、家そのものが快適にしてくれること。
- 光の入り方
- 風の道
- 断熱・気密
- 間取り
これらがバランスよく考えられた家は、
季節が変わっても「なんかこの家、気持ちいいよね」と感じられる住まいになります。
快適な家は「自然と仲良くなる家」
パッシブデザインは難しい専門用語が多く見えますが、要点はシンプルです。
- 自然の光を取り入れる
- 風を通す
- 外の暑さ・寒さを遮る
- 暮らしに合う間取りにする
これらを丁寧に設計するだけで、
冷暖房に頼りすぎない、ずっと心地よい家が実現します。
あなたの暮らし方にフィットする「パッシブな家づくり」、
私たちが丁寧にご提案いたします。
【家のご相談はこちらから】
https://s.lmes.jp/landing-qr/2005476929-M5YebBKl?uLand=tA7KeA







