【コラム】家の湿気によるカビ対策のポイント

2025.05.22

こんにちは、尚建工務店です！

5月も終わりに近づき、もうすぐ梅雨の季節がやってきますね。この時期になると、家の中の湿気が気になるという方も多いのではないでしょうか。

カビが発生すると、家の壁や床が劣化しやすくなります。健康面でも、アレルギーの原因になったり、空気の質が悪くなったりすることも…。
そこで今回は、家のカビ発生の原因と、カビ発生を防ぐための工夫についてお話しします！

●カビが発生する原因

カビが発生する主な原因は「湿気」です。そして、この湿気の多さには土地の状態が関係していることもあります。

例えば、水位が高い土地では、地面を1m掘っただけで水が出てくることもあります。一方で、3m掘ってようやく水が出てくる土地もあります。
リフォームを行う際に「湿気がこもっている気がする」といった相談が多いのですが、これは実際に調査をしてみると、地面からの湿気が原因であることがほとんどです。

この水位の高さは、実際に工事をしてみないと分からないことも多いため、家を建てるなら、プロに相談し土地の状態をしっかりと見極めることも大切です。

●カビを防ぐための対策

＜新築住宅の場合＞

現在の新築住宅は高気密・高断熱なため、昔より湿気がこもりやすくなっています。そのため、湿気をどれだけ効率的に排出できるかが重要で、「換気システム」がカビを防ぐ上でとても大切になってきます。
特に、換気システムの中でも「第一種換気システム」は、機械により換気量をコントロールできるため、適度な湿度になるよう風量を調整して快適な湿度にすることが可能です！
換気といっても色々な方法があるため、そのお家の仕様にあった換気方法を実施することが大切です。

＜リフォーム時の対策＞

次に、リフォームをする家は、床下の地面から湿気が発生している場合が多いです。
床下でしっかり通気がとれ換気が行き届いている場合や、水はけの良い土地であれば問題になることはありませんが、湿気が多いと感じるお家の場合は次のような対策によって改善できることもあります。

例えば、昔の住宅では床下が土のままになっていることもよくあります。
そういった場合には、防湿フィルムを敷いたうえでコンクリートを打設したり、調湿建材を敷き詰めることで、湿気の発生を抑えられます。

また、調質材としてよく使用される「炭八」は、半永久的に湿気を吸収してくれるので、当社でもよく活用しています。市販もされているので、部屋の一部のみ湿気対策をしたいという方は、ぜひ活用してみてください！＾＾

尚建工務店では、土地探しからご相談いただけるほか、「第一種換気システム」を採用したカビが発生しにくい高気密・高断熱な住まいをご提供しています。湿気対策をしっかり行い、快適で健康的な住まいを維持していきましょう♪

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