「しっぽふるふるの家。」#3：散らかった部屋はワンちゃんによくない？

2025.12.11

こんにちは、尚建工務店です！

本日のコラムは、ペットとの暮らしを健やかで快適にするための家づくりのヒントをお届けする「しっぽふるふるの家。」シリーズの#3です♪

尚建工務店の事務所には“しっぽ社員”、桜太郎とあんこがいるのですが、好奇心旺盛な彼らを見ていると、「ワンちゃんって、本当に色々なものに興味を持つんだなぁ」と日々実感します。
でもその半面、人の暮らしの中には、ワンちゃんや猫ちゃんがうっかり触ったり、口にしてしまったりすると危険なものもたくさん…。

そこで今回は、大切なペットを家の中の危険から守るための「お部屋をすっきりさせる家づくりの工夫」についてご紹介します！

● キホンのキ。床にモノを置かない収納計画

ワンちゃんや猫ちゃんにとって、床に置いてあるものは全部おもちゃに見えてしまうことも。
薬や小さなアクセサリー、お子様のおもちゃなどを誤飲してしまうと、最悪命に関わる危険性があります。
そこで家づくりの基本となるのが、「床にモノを置かないで済む、十分な収納」を計画すること。

例えば、
・玄関横に、お散歩グッズなどをまとめてしまえる土間収納
・リビングに、トイレシートやティッシュ等の必需品をさっと手の届かない位置に片付けられる壁面収納や造作の収納棚

などを設けることで、自然とすっきりとした空間をキープしやすくなりますよ。

● 危険な“カジカジ”を防ぐ！配線＆家具の工夫

電気のコード類は、ペットの“カジカジ”の標的になりやすい危険なポイントNo.1！
感電事故などを防ぐためにも、家づくりの段階で対策しておきましょう。

＜対策1：テレビ周りの配線は壁の中へ＞

テレビを壁掛けにし、配線を壁の中に通してしまえば、コードが一切見えなくなり安全です！見た目もすっきり、スマートな印象に。

＜対策2：家具は浮き足の家具を造作するのがお勧め＞

テーブルや収納は、家を建ててからお施主様が購入したものを設置する「置き家具」ではなく、造作家具で床から浮かせたフロートタイプにしておくのも対策の一つです！
脚がないので、かじられる心配もありません。
特に、木製の家具は新品でもあっという間にボロボロになってしまうことも。
置き家具を入れる場合は、アイアンなど噛んだり爪を引っ掛けても削れない、丈夫な素材の脚を選ぶのがおススメです！

● 猫ちゃんには“ツルツル”の壁紙を

一般的な凹凸のある壁紙は、爪が引っかかりやすく、絶好の爪とぎ場所になります…！
壁紙を選ぶ際は、猫ちゃんの爪が引っかかりにくい、表面が強化されたツルツルしたタイプのペット対応壁紙も検討してみるのがいいかもしれませんね。

● 「しっぽふるふるの家。」第3回、いかがでしたか？

お部屋が片付いていると、見た目に気持ちがいいだけでなく、大切なペットを思わぬ事故から守ることにも繋がります。

尚建工務店では、暮らしに合わせた造作家具や、お客様一人ひとりのライフスタイルに寄り添った注文住宅をご提案しています。

「ペットが安全で暮らしやすい家にしたい！」そんな想いも、ぜひお気軽にご相談くださいね！

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