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ヒートショックが起こる家の特徴と、今すぐできる対策とは|山陰 鳥取 島根
2025.12.15
冬になると、暖かいリビングから廊下やトイレに移動したとき、
「うわ、寒い…」と感じることはありませんか?
実はこの「家の中の寒暖差」
体にとっては意外と大きな負担になるそうです。
最近よく聞く 「ヒートショック」 も、そのひとつ。
ヒートショックとは、
暖かい場所と寒い場所を行き来することで、血圧が急激に上下し、体に負担がかかる現象 のことです。
特に起こりやすいのが、
- 暖房の効いたリビング
- 寒い脱衣所
- さらに寒い浴室
といったように、
短時間で大きな温度差を移動する場面です。
テレビやニュースではお風呂の事故として紹介されることが多いですが、
実はトイレや廊下でも起こる可能性があると言われています。
ヒートショック対策というと、
「お風呂を早く沸かす」「暖房を強くする」
といった対処を思い浮かべる方も多いかもしれません。
もちろんそれも大切ですが、
それ以上に影響が大きいのが 家のつくりそのもの です。
たとえば、
- リビングは暖かいけど、廊下や脱衣所が極端に寒い
- 部屋ごとに温度差が大きい
- 暖房を切るとすぐに冷えてしまう
こうした家では、
どうしてもヒートショックのリスクが高くなってしまいます。
ヒートショックを防ぐために大切なのは、
家の中に大きな温度差をつくらないこと です。
そこで重要になるのが、
- 断熱性能
- 気密性能
断熱性・気密性が高い家は、
一部の部屋だけでなく、
家全体の温度が安定しやすくなります。
結果として、
- 脱衣所やトイレが極端に寒くならない
- 暖房効率が良くなる
- 体への負担が減る
といった、暮らしやすさにつながっていきます。
ヒートショック対策は、
新築住宅だけの話ではありません。
- 窓の断熱強化
- 脱衣所や浴室まわりの断熱
- 暖房計画の見直し
こうした部分的なリフォームでも、
住まいの快適さは大きく変わります。
「家が寒いのは仕方ない」とあきらめる前に、
改善できるポイントがあるかもしれません。
ヒートショックは、
特別な家だけで起こるものではなく、
どの家でも起こり得る身近な問題 です。
だからこそ、
- 家の中の温度差を減らすこと
- 断熱・気密を意識すること
- 自然の力を活かす設計を考えること
こうした視点が、
これからの家づくりや住まい選びでは大切になってきます。
住まいのこと、気になることがあれば
下記URLからお気軽にご相談ください。
https://s.lmes.jp/landing-qr/2005476929-M5YebBKl?uLand=tA7KeA





