一棟建てるのに、何人の職人が関わっている？

2025.11.20

こんにちは、尚建工務店です！

完成見学会などで、真新しく美しい住まいをご覧になるとき、その家が「どんな人たちの手によって作られたのか」を想像したことはありますか？

実は、一棟の家が完成するまでには、思う以上にたくさんのプロが関わっています。
今回は、普段はなかなか見ることのできない、家づくりの裏側を支える「職人さんたちのチームプレー」についてお話しします！

●一棟の家に関わる職人さんは、なんと30人以上！

突然ですが、クイズです！
一棟の家を建てるのに、何種類くらいの専門業者さんが関わっていると思いますか？

…正解は、なんと10種類以上、人数にすると30人を超えることも珍しくありません。

【家づくりに関わる専門業者さんの一例】
・基礎屋さん
・足場屋さん
・板金屋さん（屋根・外壁）
・大工さん、左官屋さん
・内装屋さん（クロス）
・電気屋さん
・水道屋さん
・断熱屋さん
・シロアリ対策の業者さん
・美装屋さん 等

まさに、それぞれの分野の専門家たちがバトンをつないでいく「家づくりリレー」なんです！

●家の品質を決めるのは？

家づくりは、ただ順番に作業をこなしていくだけではありません。
実は、前の工程を受け持つ職人さんの仕事ぶりが、次に続く職人さんの仕事のしやすさや、最終的な仕上がりの美しさに大きく影響します。

例えば、壁紙（クロス）を張る工程。
その前工程である大工さんが、壁の下地となる石膏ボードを丁寧に張り、継ぎ目やビスの凹凸をきれいに処理しておいてくれると、クロス屋さんは下地処理の手間がぐっと減り、その分、本来の「張る」作業に集中できます。結果として、シワや浮きのない、本当に美しい壁に仕上がるんです！

「次に作業してくれるクロス屋さんが、きれいに仕上げやすいように」。
そんな風に、次にバトンを受け取る仲間のことを考えた一手間が、家全体の品質を静かに、でも確実に高めていきます。

●尚建で職人さん同士の連携を大切にしています！

尚建工務店では、この職人さん同士の連携をとても大切にしています。
そして、そのためにこだわっているのが、「同じ職人チームで家づくりを行う」ということです。

工務店によっては、コストの安さだけを求めて、工事のたびに違う業者さんや職人さんを手配することもあります。
でも、それではお互いの顔も分からず、円滑な連携はなかなか生まれません。

私たちは、長年付き合いのある信頼できる職人さんたちと、一つのチームとして家づくりに臨んでいます。
現場でいつも顔を合わせる仲間だからこそ、「〇〇さんのために、ここまでやっておこう」という阿吽の呼吸や、より良い家にするための意見交換が生まれます。

家のデザインや性能はもちろん大切です。
しかし、その設計図を最高の形で現実のものにしてくれるのは、現場で汗を流す職人さんたちの丁寧な手仕事と、見えないチームワークに他なりません。

ぜひ完成見学会などにお越しの際は、柱の一本や壁の隅々から、そんな職人さんたちの心意気を感じていただけたら嬉しいです！

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