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秋はダニアレルゲンが一番増える季節。ダニを発生させないための家づくり

2025.11.13

こんにちは、尚建工務店です!

気持ちのいい秋は、過ごしやすくて快適!…と思いきや、実は家の中では、ぜんそくやアトピー性皮膚炎の原因となる「ダニアレルゲン」が一年で最も増える時期だって、ご存知でしたか?
その理由は、夏に増えたダニの死骸やフンが、乾燥する秋の空気によって舞い上がりやすくなるからなんです。
今回は、日々の掃除だけでは対策が難しい「ダニ」について、根本から対策できる家づくりのポイントを解説します!

●そもそも、なぜ秋にダニアレルゲンが増えるの?

ダニが最も活発に繁殖するのは、気温20℃~30℃、湿度70%~80%の高温多湿な環境。
まさに、日本の夏はダニにとって最高の季節なんです…。
夏の間(6月~8月)に一気に増えたダニは、寿命を迎えて秋には死んでしまいます。
そして、その死骸やフンが乾燥して細かく砕け、ホコリと一緒に空気中をフワフワと漂います。

これが、秋にダニアレルゲンがピークを迎えるメカニズム。
つまり、アレルギー症状を引き起こす直接の原因は、生きているダニそのものよりも、むしろ死骸やフンの方が多いんですね。

●ダニ対策は「発生させない家」にすることがカギ!

ダニアレルゲンを根本から減らすには、日々のこまめな掃除はもちろんですが、「そもそもダニを発生させにくい環境」を家づくりの段階から作ってしまうのが一番の近道です!
例えば、実はダニが潜みやすいのが「畳」と「クローゼット」です。

【ポイント1】お手入れ簡単で清潔!進化した「畳」を選ぶ

小さなお子様がいるご家庭では、リビング続きの和室をキッズスペースや寝室として使うことも多いですよね。
でも、昔ながらの「い草」の畳は、湿気を吸いやすく、ダニやカビが発生しやすいという弱点がありました。

そこでおすすめなのが、和紙や樹脂(ビニール)でできた畳です!

<和紙・樹脂製の畳のメリット>
・ダニやカビの発生源となる栄養分が少ない!
・撥水性が高く、飲み物をこぼしてもサッと拭き取れる
・い草に比べて傷つきにくく、日焼けによる変色もしにくい
・カラーバリエーションが豊富でおしゃれ♪

◎おすすめ商品

健やかおもて(DAIKEN): 和紙をこよりにして樹脂コーティングした畳。耐久性が高く、ささくれなども出にくいのが特長です。

セキスイ畳 MIGUSA(積水成型工業): 樹脂に無機材料を配合した畳。水に強く、色合いも豊富なのでインテリアに合わせて選べます。

最近は、リビングのフローリングに馴染むモダンなカラー畳もたくさんあります。
デザイン性と機能性を両立できるので、「リビングに畳コーナーが欲しいけど、ダニが心配…」という方にこそ、ぜひ選んでいただきたいアイテムです!

【ポイント2】湿気をためない「クローゼット」の工夫

衣類や布団を収納するクローゼットも、実はダニが好む場所のひとつ。
空気がこもって湿気がたまりやすく、衣類などのホコリも栄養源になってしまいます。

家づくりの段階でできる対策としては、「湿気をためない仕組み」を作ることが大切です!

・壁材に「調湿建材」を使う
壁の内側に、湿気を吸ったり吐いたりする性質のある「調湿建材(珪藻土など)」を使うことで、クローゼット内の湿度をコントロールしやすくなります。

・換気扇や通気ガラリを設ける
クローゼットの扉や壁に小さな通気口(ガラリ)を設けたり、ウォークインクローゼットであれば小型の換気扇をつけたりして、空気の通り道を作ってあげましょう。

このように、家が完成してからでは難しい対策も、設計段階なら取り入れることができます^^

ダニ対策というと、「掃除」「布団乾燥機」といった日々のメンテナンスを思い浮かべる方が多いかもしれません。
もちろんそれも非常に大切ですが、ご紹介したように、家づくりの段階から素材選びや設計を工夫することで、ダニが繁殖しにくい住環境を整えることができます。

尚建工務店では、デザインや間取りだけでなく、ご家族が毎日を健康で快適に過ごせるよう、目に見えない部分にも配慮した家づくりを大切にしています。
「アレルギーが心配…」「とにかくお手入れが楽な家にしたい!」など、どんなことでもお気軽にご相談くださいね!

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