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暑さと寒さに効く断熱材『シュタイコゼル(STEICOzell)』の取り扱いをはじめました!
2025.07.17
こんにちは、尚建工務店です!
この度、新しい断熱材『シュタイコゼル(STEICOzell)』の取り扱いをスタートしました!
初めて聞いたという方も多いと思いますが、従来の断熱材にはないさまざまなメリットが備わった製品となっています。
本日は、そんな『シュタイコゼル』の特長をご紹介します。
●木質繊維断熱材『シュタイコゼル』とは?

(出典:https://mokudannetsu.com/product/lineup/zell/)
『シュタイコゼル』は、ドイツのSTEICO社が開発した木質繊維の吹き込み断熱材です。日本ではまだ扱っている工務店が少なく、珍しい断熱材となっています。
特長は、天然の木材を使っているため、環境にやさしいエコ素材であること。
一般的に住宅で使われているのは、施工がしやすいウレタンという素材なのですが、廃棄しようとしても埋め立て処理しかできず、リサイクルができない素材となっています。
そのため、将来建て替えや解体をする際に、廃棄処理により多く費用がかかる可能性があります…。
一方、『シュタイコゼル』は、針葉樹の木質繊維を使っているので、リサイクルも可能!地球にやさしい、エコな断熱材というのが魅力です。
●夏の暑さに効く珍しい断熱材
「断熱材」というと、どうしても「冬の寒さを防ぐもの」というイメージが強いと思います。実際、日本の住宅は熱伝導率を高めた断熱材を使い、寒さ対策を重視してきた傾向があります。
そのため、見落とされがちなのが「夏の暑さ対策」。
従来の断熱材は冬向けに作られてきたものが多いですが、『シュタイコゼル』は夏の暑さ対策も十分にカバーできる素材です!

(出典:https://mokudannetsu.com/woodfiber/heat/)
断熱性能を示す指標はいくつかありますが、寒さや暑さに関わるのは「熱伝導率」と「熱容量」です。
熱伝導率は「熱がどれくらい伝わりやすいか」を表し、これが低いと外の冷気を室内に伝えにくくなるので、冬の寒さ対策に効果的。
一方、熱容量は「熱をどれくらいため込めるか」を示し、熱をしっかり蓄えて暑さが室内に伝わるのを遅らせるため、夏に効果を発揮します!
『シュタイコゼル』は、ウレタンなどの素材ではカバーできない「熱容量」がとても高い断熱材です。そのため、外の熱が室内に伝わるまでの時間を遅らせてくれます。
これが、冬も夏も、一年中快適な室温をキープできる理由です。
●抜群の吸音性で、静かな暮らしを実現

(出典:https://mokudannetsu.com/woodfiber/fireandsound/)
『シュタイコゼル』は、高い吸音性も大きな特長です。
外からの騒音をブロックしてくれるので、室内はとても静かで快適。
高気密・高断熱住宅で起こりがちな反響音も軽減され、耳に優しい波長の音だけが残るため、室内環境がより快適になります^^
●『シュタイコゼル』を使った住まいの構造見学会を開催!
尚建工務店では『シュタイコゼル』を実際に採用したお家を建築中です。
7月に構造見学会を予定していますので、ぜひ足をお運びください!
見学会の詳細は、またあらためてお知らせしますので、お楽しみにお待ちくださいね。
\問い合わせ・ご相談はLINEより受付中です/
https://s.lmes.jp/landing-qr/2005476929-M5YebBKl?uLand=tA7KeA